進撃の巨人８６話 ついに「世界の真相」が明らかに！！
進撃の巨人の第８６話を読みました…もう衝撃の展開で心と頭の整理が追い付いていません！！前の85話は遂にエレン達が地下室に辿り着いたところで終わっていて、今回の86話で真の世界の謎が遂に明かされる！！って私達ファンはもう大興奮だったのですが…これがもう…複雑で伏線も謎も大量でとても難しく、同時に残酷な世界の真実が語られたつらい回でした。進撃は元々たくさんの謎と伏線が絡み合う物語でそこが大きな魅力のひとつになっていますが、この86話は本当に進撃の世界の謎がたくさん解き明かされ、そしてもっと進撃への愛が深まる、謎が謎を呼ぶお話でした。私がいつも見させていただいている、「進撃の考察」アース様のページでも、たくさんの伏線が整理されていました。この展開の考察をしていた方もいらっしゃったみたいです。が、それでもとてつもない衝撃でした…。アース様の考察と伏線のまとめには本当にお世話になっています！ありがとうございます…！(*^^*)
世界の真相の謎が次々と明かされていくとともに、ユミル・フリッツやエルディア帝国とマーレ帝国の歴史など、新たな謎も生まれました。もう2日がかりで頭の中で整理したり紙に書いてまとめたりしても頭が追い付かず、「あれ？私馬鹿なのかな？」とショックを受けながらも大好きな進撃をすべて理解したい！！という思いでまとめました！
′大地の悪魔′と契約し、『巨人の力』を手に入れたユミル・フリッツは、死後自らの魂を分けて『九つの巨人』を生み出す。その『九つの巨人』からエルディア帝国がつくられ、エルディア帝国は大陸の大国・マーレを滅ぼし支配する。ユミルの民（ユミル・フリッツの生み出した巨人からなる帝国の末裔であるエルディア人）は他民族を下等とみなし、民族浄化を行う。他民族の土地や財産を奪い、無理やりエルディア人との子供を産ませ子孫を増やしていった。『九つの巨人』の力もありエルディア帝国は大きくなっていった。しかし滅ぼされたかつての大国・マーレの子孫がエルディア帝国に内部工作を挑み、エルディア帝国は弱体化していく。そしてマーレ帝国は『九つの巨人』のうち七つの巨人を手駒にすることに成功し、80年前の巨人大戦に勝利した。
エルディア帝国の王フリッツは残された領地の島に三重の巨大な壁を築き、エルディア人はそこへ逃げ込んだ。もう二度と争いが起こらないよう、王は壁内に閉じこもりエルディア人だけで『楽園』をつくるため、『始祖の巨人』の力を使い壁内に逃げ込んできたエルディア人の『世界の真の記憶』を消し記憶操作した。（これは自分たちの祖先が犯した過ちを記憶しているとまた新たな争いが生まれかねないと危惧したからだと考えています）
壁内に逃げ切れず置いて行かれたエルディア人の残りは、再びマーレ帝国が大陸を支配するようになると、マーレ人は今まで自分たちを苦しめていた、祖先を迫害してきたエルディア人を差別するようになり、エルディア人は大陸の各地に壁で囲まれた収容所が作られそこへ閉じ込められる形となった。
壁内人類はみんな同じエルディア人という人種だったんですね…！そしてエレンの父であるグリシャは、壁内に逃げ切れずマーレ帝国に置いて行かれたエルディア人の生き残りだということがわかりました。その子供のジークはエレンの腹違いの兄でありながら、自由を求め”マーレの戦士”として、壁内エルディア人の王から『始祖の巨人』の力を奪うためにエレン達とは敵同士になってしまいましたが、エレンはジークやアニ、ライナー、ベルトルトが自分たちと同じエルディア人だと知るのはこのグリシャの本を読んでからになるんだと思うとつらいです…敵だと思って戦っていたジークが、巨人が、自分と同じルーツだと知ったとき、エレン達調査兵団はどんな選択をするのか。ジークたち壁外エルディア人と、エレン達でエルディア復権派として自由へと進撃するのか…本当にエレン達は壮絶な運命を背負ってしまっていて心がギリギリ切り刻まれるかのようにつらいです。大好きな調査兵団、大好きなエレン達が、残酷な世界の真実にも打ち負かされず、その真実を知ってもなお『自由』へ進撃してほしいと心の底から祈ります！
『自由の翼』の最後に、
「崩れ去る固定概念 迷いを抱きながら 其れでも尚『自由』へ進め！！」とあります。
きっと自分たちの祖先の過ちを知っても、エレン達は今の自分たちの思いを貫いて海を見れると信じてる！！
進撃の巨人愛しています！！終わってほしくない…！最近悲しくてつらい話が多いけれど彼らは確実に進撃しています。進撃の巨人に心臓を捧げよ！
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